赤ちゃんが生まれて必要になるミルク。
初めはなかなか母乳が出ず、ミルクを足す方も多いですよね。
私も母乳で頑張っていたけど、体重の増えがいまいちでミルクを使用していたよ。
完母の方でも、用事で預けないといけないときや、体調が優れない時に必要になってきます。
私は母乳で頑張っていましたが、体重増加がいまいちでミルクを足すようになってから、ぐんぐん体重が増えてきて、ミルクのありがたみを感じています。
ミルクって種類がたくさんあるけど、どれを買ったらいいの?
でも、ミルクって種類が多くてどれを買ったらいいのかってすごく悩みますよね。
ミルクの種類を比較して選ぶポイントをご紹介するよ。
我が家のミルク事情もレポートするね!
これから育児をされる方、現在育児中でミルクの種類をどれにしようか悩んでいる方は参考にしてみてね〜。
ミルクの種類
0歳児のミルクには、0ヶ月から使用する育児用ミルクと、離乳食開始後に使用するフォローアップミルクがあるよ。
- 育児用ミルク
- 母乳のかわりに新生児期から使用できる。
- 各メーカーから、母乳に近い成分のものが発売されている。
- フォローアップミルク
- 離乳食を開始後に不足しがちな成分を補う目的で使用。
- 育児用ミルクの代わりに使用はできないので注意。
同じメーカーから発売されているよ。
名称が似ているので購入の際は間違えないように注意してね!
たくさんのメーカーから発売されているけど、国内のすべての粉ミルクは、厚生労働省で定められた基準に沿って作られているよ。
だからどのメーカーのミルクを選んだとしても成長発達には問題はないよ。
たくさんのメーカーから発売されているけど、国内のすべての粉ミルクは、厚生労働省で定められた基準に沿って作られているよ。
だからどのメーカーのミルクを選んだとしても成長発達には問題はないよ。
- 粉ミルク
- キューブタイプのミルク
- 液体ミルク
次はミルクの形状について紹介するよ。
粉ミルク
缶に入っているタイプが多く、付属のスプーンで計量してミルクを調乳するよ。
粉ミルクが一般的で、どのメーカーからも発売されているよ。
付属のスプーンは20mlのものが多く、新生児期には便利ですが、月齢があがり飲む量が増えると計量に時間がかかるようになります。
新生児期に少し使用する時は便利だけど、200ml作るのは10杯だから大変だよ。
200ml飲む場合は、ミルク缶から10回計量して哺乳瓶に入れる必要があるので地味に時間がかかります。
ちょっと考え事をしたり、赤ちゃんの泣き声に気を取られたりすると、何回目の軽量かわからなくなってやり直すこともしばしば。
また何回めか分からなくなっちゃった。
計量しなおそう。
メーカーによっては50mlのスプーンをおまけでもらえることもあるので、月齢が進んだ際は50mlスプーンの方が便利です。
50mlスプーンだと、200ml作るのに4回の計量で済むからとっても便利だね!
ミルクを入れる手順もメーカーによって、お湯を先に入れるタイプと、あとに入れるタイプなど違いがあります。
お湯を先に入れるタイプだと、計量しなおすことができないから気をつけてね!
この際に使用するお湯は、一度沸騰させ冷ました70℃以上のお湯を使用するよ。
- サカザキ菌などの病原菌を殺菌するため。
- 沸騰したてや80〜90℃でもOK。
- 一度沸騰させ、70℃以上のお湯を入れてミルクを溶かしてから湯冷ましを追加するのは、粉ミルクの殺菌もできるので大丈夫です。
調乳するミルクの1/3ぐらいの70℃以上のお湯を入れて溶かしてから、予定量まで湯冷ましを足して作ると冷ます時間が短縮できるのでおすすめ!
キューブタイプのミルク
キューブタイプのミルクは、「明治ほほえみらくらくキューブ」のみの発売となっているよ。
粉は計量するのに時間がかかるけど、キューブタイプだと軽量の手間がはぶけるので、ミルク作りの時短になるよ。
個包装になっているので衛生的だよ。
1キューブで、40mlのミルクが作成できます。
40mlの倍数分でしか作れないため、細かく調乳したい場合には少し捨てることになるので勿体無いかもしれません。
しかし月齢がすすみ、200ml飲むようになれば1袋に入っている5キューブを哺乳瓶に入れ、お湯を注ぐだけなのでとっても簡単にミルクが作れるようになります。
夜中や外出時の調乳にも便利なのでとってもオススメだよ〜。
キューブタイプは、ミルク作りに慣れていない祖父母に預ける際にもわかりやすいのでオススメです。
200mlだと1パック全部入れてミルク作ってねって伝えたらいいからわかりやすいね!
液体ミルク
液体ミルクは、メーカーによって異なりますが、缶や紙パック、パウチに液体のミルクが入っており、哺乳瓶に注ぐだけでミルクをあげられます。
液体ミルクは、2018年に基準が定められ、製造・販売が行われるようになったため、まだ比較的新しいものだよ。
海外では50年程前から普及していたようですが、日本では食品衛生法の基準がなく製造されていなかったそうです。
震災時には海外から液体ミルクの支援があり話題になりましたよね。
常温で注ぐだけで飲めるのでとても手軽です。
缶に直接乳首をとりつけるアタッチメントを使用すれば、缶から直接飲ませることもできます。
価格は少し高めだけど、災害用にストックしておくと安心だよ。
外出時や夜間の授乳の際にも便利でおすすめ!
各メーカーのミルクと選ぶポイント
ここでは各メーカーのミルクとポイントを紹介していくよ。
- 明治
- 「ほほえみ」
- 雪印ビーンスターク
- 「すこやかM1」
- グリコ
- 「アイクレオ」
- 森永乳業
- 「はぐくみ」
- 和光堂
- 「はいはい」
成分はどのメーカーも母乳に近いように作られているけど、各メーカーで押している成分が違うので色々確認してみてね。
使ってみて赤ちゃんに合うものを探してみよう。
明治 「ほほえみ」
缶の粉ミルク、キューブタイプ、液体ミルクと全ての種類を唯一網羅しているのが、明治の「ほほえみ」だよ。
「ほほえみ」のパッケージに大きく書かれている、DHAとアラキドン酸 (ARA)の文字。
- DHA
- 脳や神経組織の発育を促す。
- アラキドン酸
- 脳の発達に欠かせない成分で、記憶や言語能力の発達に必要。
DHAって聞くと、頭が良くなりそう!
「ほほえみ」は日本で唯一、DHAとアラキドン酸 を母乳の範囲まで配合している粉ミルクだよ。
明治では母乳調査を行なって、より良いミルクを作るために調査研究も行なっているよ。
明治では、母乳調査を行い、より母乳に近いミルクをつくるための調査研究が行われています。
追跡調査もされており、「ほほえみ」を飲んで育った赤ちゃんと母乳で育った赤ちゃんを調べてみると、発達は近しいという結果も出ているようです。
追跡調査で発達に変わりなかったなら安心してあげられるね!
我が家では長男の時は「ほほえみ」を使っていたよ。
特にキューブタイプが便利で使いやすかったのでとってもおすすめだよ!
雪印ビーンスターク 「すこやかM1」
雪印ビーンスタークの「すこやかM1」は、粉ミルクと液体ミルクのラインナップがあるよ。
雪印ビーンスタークでは、母乳研究や赤ちゃんのうんちの研究もしてミルクが作られているそうです。
こだわりは病気やアレルギーから体を守る免疫成分。
- シアル酸、ガングリオシド、免疫グロブリン
- 母乳に含まれている免疫成分で、消化管の粘膜から体に入ろうとする病原菌をブロックする。
- リボ核酸、ポリアミン
- 母乳に含まれる免疫成分で、消化管を成熟させる。
- 消化管がしっかり発達できていないと、アレルギーの原因になるアレルゲンが消化管から体内に取り込まれてしまう。
- ヌクレオチド
- 体内に存在する自然免疫のリンパ球であるナチュラルキラー細胞を活性化させる。
「すこやかM1」には、母乳に含まれる「シアル酸」や「ガングリオシド」の免疫成分を日本で唯一配合しているよ。
腸内環境を整える、母乳オリゴ糖(ガラクトシルラクトース)も多く含まれているよ。
次男の産院で紹介されたのが、「すこやかM1」でした。
我が家ではサンプルを使ってみたけど、特に次男は嫌がらずのんでくれたよ〜。
注意点として、「すこやかM1」の粉ミルクは、哺乳瓶にお湯先に入れて粉ミルクを計量してミルクを作成します。
お湯を入れてミルクを計量するので、間違えるとやり直しがきかず、作り直しになってしまうので注意してください。
改善策としては、別容器で粉ミルクを計量すると、作り直しになってしまうことがなくなるよ。
ミルクケースなどを活用すると作り直しになることがなくて便利だよ!
グリコ 「アイクレオ」
グリコの「アイクレオ」は、缶に入っている粉ミルクと、紙パックタイプの液体ミルクがあるよ。
液体ミルクは125mlなので、月齢が低くてあまり飲まない時や、混合の方は量が丁度よくておすすめです。
アイクレオは、他のミルクに比べ黄色っぽい色味をしています。
この黄色は、初乳に含まれるβ-カロテンを配合しているためだそう。
免疫を増強する働きがあるよ!
- ヌクレオチド配合
- 体内に存在する自然免疫のリンパ球であるナチュラルキラー細胞を活性化させる。
- 母乳に含まれる5種類のヌクレオチドを国内メーカーで初めて配合。
- ガラクトオリゴ糖配合
- ビフィズス菌を増やし、母乳の赤ちゃんのうんちを目指す。
- 母乳と同じ塩分量
- 塩分が多いと体に水分がたまりやすい。
- 母乳で育てるようにキュッと引き締まった体を目指せる。
アイクレオを店頭で見かけた際、赤ちゃんのうんちを考えて作ったと書いてあったよ。
次男は母乳からミルクにした際、うんちが柔らかくなり臭くなったのですが、アイクレオにした際は、母乳の頃のうんちに戻り、臭いも軽減しました。
次男に合っていただけかもしれませんが、うんちで悩んでいる方には是非試してもらいたいです。
他のミルクに比べて価格が高めなのが残念。
森永乳業 「はぐくみ」
「はぐくみ」は缶タイプの粉ミルクと、唯一粉ミルク詰め替え用の「エコらくパック」を発売しているよ。
この「エコらくパック」がとても便利だよ〜。
- かさばる
- 1缶が大きくつぶすことができない。
- ある程度の缶が溜まるまでの置き場所が必要。
- 処分が大変
- 自治体によっては缶ゴミ、缶ゴミでなく不燃ゴミとして出すところも。
粉ミルクの缶ってかさばるし処分にとても困りますよね。
自治体によっては缶ゴミと出していい場所や、缶ゴミではなく不燃ゴミとして出したりがあるので、確認が必要で気軽に捨てられません。
1缶だと袋が勿体無いので、ある程度の缶が溜まったらゴミに出すと思うのですが、それまでの置き場所も場所をとるのが難点。
そんなとき、このエコらくパックだと、専用のケースにビニールに入った替えの粉ミルクをセットするだけなのでとても便利なんです。
ゴミの際もくるくるビニールを丸めるだけ。
かさばらないし、ゴミ処理も簡単でいいね!
ただし完ミの方は、400gパックしかないので、すぐになくなってしまい、詰め替えの手間が面倒に感じるかもしれません。
でもゴミのことを考えると、詰め替えの手間の方が楽なのでもう手放せません。
キッチンに置く際もコンパクトなので場所をとりませんよ。
調乳も、缶と同じようにすりきりで軽量できるようになっています。
しかもこのすりきりは右利き、左利きに合わせてセットできるのでとっても使いやすいです。
私は右利きなので右利き用にセットしていますが、左利きの方は逆にして使用します。
- 初乳に多く含まれるたんぱく質のラクトフェリンを配合
- ビフィズス菌を増やすオリゴ糖を3種類配合
母乳育児と同じように腸内環境を整えられるのもいいね!
「エコらくパック」使用する際は、洗い替え用でもう1セット買っておくと交換時にスムーズだよ。
和光堂 「はいはい」
「はいはい」は、缶の粉ミルクのみの販売となっているよ。
まず店頭で驚くのは価格。
他のミルクに比べリーズナブルだよ。
赤ちゃんが毎日飲む粉ミルクは、年間トータルで考えると10万円を超えるぐらいの額になるそうです。
そう考えると、家計に優しい粉ミルクはとっても魅力的ですよね。
安いから成分が悪いということではなく、広告宣伝費にお金をかけていないから消費者に還元をしているみたいだよ。
- 母乳に近づけたタンパク質バランス
- 16種類のビタミン・ミネラルも配合
溶けやすく、泡立ちがしにくいのも使ってみて使いやすかったよ。
ミルクを試すときは少量から
いきなり新しいミルクを試すのは、赤ちゃんにとっても負担になってしまうので少量から試していこう。
大きな缶を買うより、小さい缶やスティックタイプのものを購入すると便利です。
メーカーによってはサンプルを送ってくれる場合もあるので、各メーカーのホームページをチェックしてみましょう。
赤ちゃんに試してみて問題がなければ、あとはママとパパの使いやすさで選んでみよう。
我が家のミルク事情
我が家では、長男の頃は「ほほえみ」のキューブタイプを使っていたよ。
初めての育児に慣れておらず、半年で仕事復帰と早かったため、計量の手間を減らそうとキューブタイプを使用していました。
当時は液体ミルクが販売されておらず、夜中のミルクはこのキューブタイプがとっても便利だったためです。
眠たい夜中に粉ミルクを計量するのは辛いよね。
価格は多少高くても、この便利さは1回味わってしまうとやめられませんでした。
パパもミルクを簡単にあげられるという点でもとても便利でした。
その後時が流れ、次男が誕生。
この頃は液体ミルクも多く流通していて、外出時や夜間の授乳にはとっても助かりました。
長男の時も使っていたので、「ほほえみ」のキューブタイプをメインで使用していました。
ところが、うんちがとってもゆるくなってしまいました。
長男の時はなんともなかったけど、次男はうんちがとっても緩くなったよ。
そしてとても臭かった。
兄弟でも違うんだね。
そんな経緯があり、他のミルクを試すことにしました。
うんちで悩んでいたので、店頭のポップを見て「アイクレオ」を購入して使用。
「赤ちゃんのうんちを考えて作られた」というポップにひかれました。
飲みっぷりは「ほほえみ」と変わらずゴクゴク飲んでくれました。
その後少しずつ「アイクレオ」へ移行すると、うんちに変化がありました。
母乳の頃のような形のある柔らかいうんちが出るようになったんです。
臭いも軽減。
やはりポップ通り、うんちにこだわって作られているんだなぁと感じました。
粉ミルクはどれも変わらないと思っていたけど、赤ちゃんによって合う、合わないがあるんだね。
その後しばらくアイクレオを使用していたのですが、ミルク缶のゴミの処理が面倒になり、「はぐくみ」のエコ楽パックへ。
飲みっぷりは「はぐくみ」でも変わらずゴクゴク飲んでくれました。
気になるうんちはまた柔らかくなりましたが、「ほほえみ」ほどひどくなかったです。
長男の頃は「ほほえみ」でも問題なかったですが、赤ちゃんによって様々なんだなぁと感じさせられました。
現在は「はぐくみ」のエコらくパックを愛用しています。
本当にゴミの処理が楽で助かっています。
欲を言えば、800gタイプの詰め替え用も出していただけると嬉しいです。
まとめ
今回は赤ちゃんのミルクの種類と我が家のミルク事情をお伝えしました。
- 計量が面倒
- ほほえみのキューブ
- ゴミ処理が面倒
- はぐくみエコらくパック
- うんちに悩んでいる
- アイクレオ
- 免疫を高めたい
- すこやかM1
- 価格を抑えたい
- はいはい
お得に試す場合は、各メーカーのサンプル請求がおすすめです。
サンプルがない場合は、小分けされているスティックタイプで試してみてください。
赤ちゃんに合わなかったり、余った場合は離乳食にも使えるよ。
種類がたくさんあって悩みますが、赤ちゃんやママとパパに合ったミルクが見つけられるといいですね。