アリの巣立体観察キットを実際に使ってみた体験談

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アリの巣立体観察キットを実際に使ってみた体験談

子どもが虫好きなんだけど何かいいものないかなぁ。

ナナセ

それならアリの巣立体観察キットはどう?
アリが巣を作る様子を観察できるよ。

アリの巣立体観察キットは、アリが巣を作る様子を、透明なケースで観察できる飼育キットです。

飼育となると、お世話が大変に思うかもしれませんが、アリの巣観察キットだと餌やりの心配も無用。

アリの巣を観察するゲルに、水分と栄養が含まれたアリゲルをエサにするので、エサやりの手間もないというのも手軽でおすすめです。

エサをあげるときにアリが逃げてしまう危険がないのが嬉しいね。

虫好きな息子が、「アリの巣を観察したい!」ということで、ホームセンターで購入して使ってみたので、使ってみた体験談をご紹介します。

アリの巣立体観察キットの購入を検討している方は参考にされてください。

目次

アリの巣立体観察キット購入の経緯とセット内容

まずアリの巣立体観察キット購入の経緯セット内容をご紹介します。

アリの巣立体観察キット購入の経緯

はじまりは、ホームセンターでアリの巣立体観察キットを見かけたことでした。

パッケージにアリが実際に巣を作る写真が使われていて、見るだけでワクワクしますね!

アリの巣立体観察の写真
我が家で購入したアリの巣立体観察

息子も、「アリ捕まえて巣を作るのみたい!」と大興奮。

ホームセンターで即決し、即レジへ。

でなく、水色のゲルというのが、部屋のインテリアとして飾っても馴染みそうだったのも購入の決め手です。

部屋の中で水色のゲルで作られたアリの巣が、少しでもオシャレにできるのは嬉しいね。

アリの巣立体観察キットのセット内容

続いて、アリの巣立体観察キットセット内容です。

家に帰り、パッケージからアリの巣立体観察キットの中身を取り出した写真です。

アリの巣立体観察キットのセット内容
アリの巣立体観察キットのセット内容

セット内容はとってもシンプルでした。

アリの巣立体観察キットセット内容
  • アリゲルの素A(大)
  • アリゲルの素B(小)
  • アリゲルの素C(中)
  • アリケース(フタ付+スタンドあり)
  • 計量カップ
  • アリの巣の作り方

追加で割り箸を準備します。

アリゲルの素は銀色の小分けパックに入っています。

A、B、Cの表記は見にくかったですが、パッケージの大きさで判断できるので問題なさそうです。

透明ケーススタンドの色がクリアな水色で、水色のアリゲルに合いそうなのでオシャレになりそうな予感です。

割り箸はどの家庭でも常備してあると思いますので、キット購入のみですぐに作成できるようになっています。

もし割り箸がなくても、棒状のものがあれば混ぜるだけなので代用できるよ。

アリの巣立体観察キットの作り方

キット内容を確認したので、早速アリゲル(アリの巣)の作成をしていきます。

作成方法はとても簡単なので子どもと楽しみながら作成することができます。

電子レンジ加熱湯せんなどの工程は大人の方が行うようにしてね。

アリゲル作成時には、電子レンジで加熱したり湯せんをする工程があります。小さなお子様と作る際は火傷などの危険性があるので、大人の方が作業するようにしてください。

思ったよりあつあつになったから本当に火傷には注意してね。

アリゲルの作り方

  • 計量カップを水でしっかり洗い、140mlまで水を入れる
  • アリゲルの素A(大)を計量カップに入れよくかき混ぜる
    • かき混ぜた後は、20分程置いておく
  • 20分放置後、アリゲルの素B(小)を計量カップに入れ、よくかき混ぜる
  • アリゲルを電子レンジで加熱する
    • 500Wで1分20秒程
    • 加熱後は火傷に注意して電子レンジより取り出す
  • 加熱している間に、アリゲルの素C(中)を湯せんで温めておく
  • 電子レンジ加熱した計量カップに、湯せんで温めたアリゲルの素C(中)を入れよくかき混ぜる
  • かき混ぜたあと、アリケースにゲルを入れフタを閉めて振動のない場所に置いておく
  • 3〜4時間後、ゲルが冷めたことを確認し、ケース内の水分を拭き取る
    • ゲルを傷つけないように注意
  • アリケースの壁に近いゲルの2〜3カ所に深さ1cm程の穴をあけておく
    • この穴からアリが巣を作り始めることあり
  • フタを閉めたらアリゲルの完成

作り方は簡単ですが、放置したり冷ましたりの時間がかかります。

アリゲルを混ぜた後の放置の際の写真
アリゲルの素A(大)をかき混ぜた後の20分放置中の写真
アリゲル完成待ちの写真。
アリゲルをケースに入れ、冷ましている際の写真

実際に作ってみたら、待っている時間もいれて、4時間程かかったよ。

待っている時間が長かったですが、作り方はとても簡単です。

説明書通りに行えば簡単に作ることができますよ。

電子レンジ加熱は思ったよりゲルが熱くなっていたので火傷には十分注意して行ってください。

子どもと作成するときは、混ぜる工程で勢いよく混ぜてしまうと、ゲルが飛び散る恐れがあるので注意してね。

アリの捕まえ方

このアリの巣立体観察キットで1番の難関と言っても過言ではない工程。

それが、アリを捕まえるということです。

ただ捕まえるだけではなく、注意点があります。

  • アリケースに入れるアリは1つの行列からつかまえる
    • 別の行列から捕まえたアリ同士はケンカしてしまうため
  • 小さいアリは20匹ぐらい、大きなアリは10匹ぐらい捕まえる
  • アリの体についた土や砂がゲルの中に入らないようにする
    • アリについている雑菌がゲルにつくとカビが生えやすくなるため

同じ種類でも同じ行列のアリしかダメだったり、小さなアリは20匹程となかなか高難易度ミッション。

小さなアリをどうやって捕まえるのか。

取扱説明書には、アリキャッチャーをつかうと便利との記載があります。

アリキャッチャーとは、アリが好むエサをセットすると、アリが簡単に捕獲できる道具です。

こんな便利なアリを捕獲する道具があるんだね!知らなかったよ。

ナナセ

我が家ではアリキャッチャーは購入していなかったので、息子がお手製のアリ捕獲トラップを作成して捕まえてみたよ。

空き箱にお菓子を入れ庭にセットし、アリが集まるのを待ちました。

1時間後、確認してみるとおびただしいほどのアリが集まっていました。

箱からケースに滑らせるようにしてなんとか捕獲。

なかなか小さいアリが入らず、せっかく捕まえても、新しいアリを捕獲する間に逃げ出すことも。

小さなアリだったので、20匹捕まえるまでに1時間ほどかかりました。

もし今後アリを捕獲することがあったら、アリキャッチャーで捕獲を試してみたいな。

アリの観察日記

では捕まえたアリの様子を観察日記にしたのでお伝えします。

2023年5月31日

アリを捕獲した様子

小さなアリを20匹捕獲。アリ同士が集まっている様子あり。巣を作る気配はなし。

2023年6月1日

今日もアリは巣を作る気配はなし。2匹程弱っているアリがいる。

2023年6月2日

アリがケース内を動き回る様子

アリたちはケースの中をチョロチョロ動き回っている。空気の入れ替えをしようと小さなフタを開けると、危うく逃げ出しそうだった。今日も巣を作る様子はない。

2023年6月3日

少し元気がなくなったアリ。

アリたちが数匹動かなくなっている。動いているアリが開けておいた穴に入る様子もみられた。息子は巣を作りそうと楽しみにしている。

2023年6月5日

アリたちが全滅してしまった。原因は不明アリは巣を作ることはなかった。息子はとてもショックを受けてる。

考察

アリが巣を作ることなく全滅してしまった理由について考えてみました。

  • アリを捕まえる際につけてしまっていた
  • 捕まえる際に別の列のアリを捕まえてしまっていた
  • アリケースを動かしてしまった

アリを捕まえる際に傷つけてしまっていた

アリをなかなか捕まえることができず、逃げ出そうとしたアリを息子と手で捕まえる場面がありました。

アリを葉っぱなどに乗せて、ケースに入れることもしたが、衝撃が強かったかもしれません。

捕まえる際に傷つけていたことで、徐々に弱り全滅してしまった可能性あり。

捕まえる際に別の列のアリを捕まえてしまっていた

見た目は同じアリなので、どの列のアリかは見た目では分からない。

捕まえる際の罠に集まったアリが違う列のアリだったのかもしれない。

別の列のアリだとケンカをしてしまうので、それが原因で弱ってしまった可能性はあるね。

アリケースを動かしてしまった

息子と観察する際に、アリケースを動かすことがあったよ。

アリは驚くと、「蟻酸(ぎさん)」を出すそうで「蟻酸」により他のアリたちに悪影響を与えることがあるらしい。

動かしたり、ケースを叩いたり、手を入れるとよくないそうなので、それも原因かもしれない。

追記:アリを捕まえて再度チャレンジ

ナナセ

前回アリが巣を作らなかったから、2023年7月に再チャレンジしてみたよ。

前回、アリの巣立体観察でアリを観察しましたが、アリが巣を作らなかったので再チャレンジしてみました。

結論からいうと、アリが巣を作る様子を少し観察することができました

アリが巣を作った様子
ナナセ

予想していたアリの巣とは違ったけど、右側と左側にアリが巣を作ってくれたよ。

アリの巣リベンジでわかったこと
  • 大きいアリより小さいアリの方が巣を作りやすい
  • 小さいアリでも動きが活発な方が巣を作りやすい
  • 端っこから巣を作りはじめやすいかも

今回大きいアリと小さいアリで巣を作る様子を観察しましたが、小さいアリの方が早く巣をつくりはじめてくれました。

アリを捕まえて2日目
アリを捕まえて2日目の様子。すでに巣をつくりはじめていました。

最初に捕獲した小さいアリより、再チャレンジで捕まえたアリの方が動きが早く、活発でした。

巣を作り始めるアリたちはなぜか端っこから巣をつくりはじめていました。

個体差もあるかもしれませんが、再チャレンジで行ってみた結果は以上です。

参考にしていただけると嬉しいです。

まとめ

アリが巣を作る様子を観察できる、アリの巣立体観察キットを購入し作成、飼育までの体験談をご紹介しました。

アリが巣を作るのを観察できるのを楽しみに観察していましたが、捕まえたアリが巣を作ることはありませんでした

アリの種類によっては巣を作らないこともあるようですが、我が家の場合の原因は捕まえ方にあったように思います。

同じ列のアリを、いかに傷つけずに捕まえるかが、アリの巣を観察できる分かれ目だと思います。

アリの巣立体観察キットの購入をお考えの方は、アリキャッチャーも合わせて購入することをおすすめします。

アリの巣立体観察キットを実際に使ってみた体験談

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