ナースグッズ、たくさん種類があって迷いますよね。
昔に比べ、最近は便利なものもたくさんあるし、どれを揃えたらいいか新人の頃はよく悩んでいました。
そんな私が、看護師として働いていて、これはあると便利だなと思ったグッズについてご紹介していきます。
今回はビギナー編ということで、特に新人さんに向けた内容になっています。
ナースグッズ、何を揃えたらいいかなと悩んでいる方の参考になれば幸いです。
聴診器
まずは、絶対どこの科に配属しても必要なもの。
それは「聴診器」です。
呼吸音、心音、腸蠕動音などを聴診するため、日々の看護になくてはならないものとなっています。
聴診器は、看護学生時代に購入している方も多いと思いますが、もしできるのなら少しグレードの高い聴診器を準備することができると、聴診スキルがグッと上がりますよ。
私自身は、看護学生時代に買っていた聴診器を使用してしばらく現場で働いていました。
聴診はあまり得意ではなく、心配なときは先輩に相談することもありました。
そんな時、聴診が得意な先輩にコツを尋ねたところ、「たくさん聴くことが大事だけど、いい道具を使うのも大事かも」と言って、使ってみてと先輩の聴診器を貸してくれました。
聞いてみると、いつもより音が鮮明に聞こえてとてもびっくりしたことを覚えています。
その後、先輩と同じメーカーの聴診器を購入し今も愛用しています。
少しグレードの高いものは、値段もそれなりにしますが、とっても聞き取りやすいのでおすすめです。
ハサミ
ハサミはどこの病棟でも必須のアイテムです。
通常、ハサミでは紙を切ることが多いですが、看護業務ではテープを切ることの方が多いです。
そのため、テープを切ってもベタベタとした粘着のつきにくいものがおすすめです。
患者さんの肌についたテープを切ることもあるので、刃先にガードがついているものだと、なお安心です。
刃先にガードがついていると、持ち運びの際にもポケットを傷つけずに済みますよ。
ハサミはつい使った後におき忘れてしまうことがあり、失くしてしまうこともあるので、ストラップがついていると無くさずに済むので安心です。
時計
ナースステーションにはどの病院にも時計はあるかと思いますが、各病室には時計はないこともありますよね。
点滴や薬剤の投与時間、手術や検査出しなど、日常業務はいつも時間に追われています。
看護の日常業務は、時計がないと回りません。
病院によっては腕時計可の病院もあるようですが、多くの病院では腕時計禁止のところが多いです。
腕時計禁止の病院では、胸ポケットやポケットにぶら下げることのできるナースウォッチがおすすめです。
可愛いデザインのものも多いので、お気に入りの1つを探してみましょう。
ナース用のものだと、脈拍メモリがついているものあり、意外と便利です。
ペンライト
脳外科病棟では必須ですが、そうでなくても、あると心強いです。
急変時にはだいたい救急カートに入っているので、もしなかったとしてもそこのもの使用することができると思います。
ですが、普段から救急カート点検もしているのに、そういう時に限ってなぜか無いこともあって焦ることも。
ポケットに入れておけば、いざという時にも慌てずに済みますよ。
夜勤の際にちょっと明かりが欲しい時にも役立ちます。
電卓
点滴の滴下計算や、薬の投与量、BMI計算など、暗算が得意でない方はポケットにあると安心です。
最近は、電卓のみでなく、タイマー機能や滴下計算機能のついた多機能なものも。
タイマー機能つきのものは、「後でやろう」と思った時にタイマーセットしておけば、アラームがなった際に思い出せるので、やり忘れ防止にも。
タイマーのお知らせもアラームとバイブで選べるタイプもあるので、夜勤時にも使用したい方は、バイブ機能もついているタイプの方がおすすめです。
印鑑
病棟での回覧や、ダブルチェックの確認時、患者さんへの書類など何かとサインをする機会が多いもの。
数カ所であれば手書きでサインの方が早いかもしれませんが、数も多いと大変ですよね。
そんな時、印鑑があれば便利です。
おすすめなのは、ツインタイプで普通サイズの印と訂正印サイズの小さいサイズがついているタイプ。
高さもありスリムなので、ペンケースの中でも見失いません。
電子カルテの病院も増えてきていますが、手書きの病院などでは訂正印も必要になってくるので1つ持っておくと便利です。
ペンケース
ペンやはさみ、印鑑、ペンライト、メジャーなど必要なものをポケットにいれておくと、いざ使おうとした際になかなか見つからないことも。
勤務終了後に白衣を着替える際に、ペンやはさみを取り出すのに時間がかかったり、ロッカーでの置き場に困ることもありますよね。
そんな悩みを解決してくれるのが、白衣に入れられるペンケースです。
ポケットが何個かついているものや、ペンが混ざらないように仕切りがついていたりするので、いざ使おうとした際にも取り出しやすく使いやすいです。
フック付きのものは、鍵をつけておけるので、ポケットで迷子になりがちなロッカーの鍵もサッと取り出すことができますよ。
着替えの際も、ペンケースごと取り出し、次の白衣にセットしておけば時間の短縮にもなります。
まとめ
今回は看護師必携のナースグッズを7つ紹介させていただきました。
どれも基本的なものなので、病院で働く前に揃えておくと役に立つと思います。
最近は可愛いデザインのものも増えているので、自分のお気に入りの道具を揃えておくと、仕事中もテンションが上がるのでおすすめです。