ラン活をスタートすると、ランドセルってたくさんの機能があることに気がつきますよね。
最近はカラーも豊富で、各ランドセルメーカーごとに特徴があり、どれを選んだらいいのか悩みますよね。
ランドセルってどこに注意して選べばいいの?
今回は、後悔しないランドセル選びのポイントについてご紹介するよ。
ランドセル選びのポイントを知りたい方は、是非参考にしてね。
ランドセルの素材
ランドセルの素材によく使われているのは、人工皮革、牛革、コードバンです。
素材 | 価格 | 重さ | 耐久性 | 耐水性 |
---|---|---|---|---|
人工皮革 | 低〜中 | 軽い | 一般的 | 強い |
牛革 | 中〜高 | 普通 | 普通 | 普通 |
コードバン | 高 | 重い | 強い | 弱い |
現在の主流は、人工皮革だよ。
人工皮革
人工皮革は、値段も手頃で水や汚れに一番強いので現在の主流となっています。
- 値段が手頃
- 水や汚れに強い
- 重さが軽い
- デザインやカラーが豊富
- 天然皮革に比べ耐久性に弱い
- 天然皮革と比べるとチープに見える
最近は紙の教科書に加え、タブレットなどもあり、以前より持っていく教材の重さが増えています。
成長期のまだ小さな体に、重たい荷物を持たせるのは成長発達面でも心配ですよね。
人工皮革は、なるべく軽いランドセルを購入したいという方にとってもおすすめです。
牛革
牛革は、以前はランドセルの主流でしたが、現在は少なくなってきています。
- 見ためや手触りの高級感がある
- 使えば使うほど味が出る
- 耐久性あり
- 人工皮革に比べ値段が高い
- 人工皮革より重い
- 人工皮革より耐水性が心配
6年間毎日通学で使用するランドセルに愛着も湧きそうです。
コードバン
コードバンは、馬のお尻の皮を使用した天然皮革です。
- 牛革以上に見ためや手触りの高級感がある
- 使えば使うほど味が出る
- 牛革よりも耐久性がある
- 価格が高い
- 人工皮革より重い
- 耐水性が悪く、手入れが大変なものもある
素材の良さを求める方、本物の良さを子どもに教えたい方にはおすすめです。
背負い心地とフィット感
背負った時に体にフィットするかどうかも大事なポイントになります。
確認するポイントは、背カンと肩ベルト!
フィット感は実際に背負ってみて確認するのが1番だよ!
背カン
背カンはランドセルと、肩ベルトをつなぐパーツのことです。
ランドセルと背中に隙間ができないようにする役割があります。
固定タイプと左右に動くタイプがあります。
現在は左右に動くタイプが主流だよ。
各メーカーで違いがあるので、確認しておきましょう。
肩ベルト
肩ベルトには、はじめから湾曲させている立ち上がりタイプと、立ち上がっていないタイプがあります。
現在は立ち上がりタイプが主流です。
体にフィットしやすく、背負うと軽い感じがします。
特に小学校1年生などの体の小さい子どもは、立ち上がり肩ベルトを使用すると体にフィットするので、背負いやすく体への負担が少なくなります。
立ち上がっていないタイプだとしても、使っていくうちに肩ベルトが体に馴染むので問題はなさそうです。
実際に背負ってみて子どもに合う方を選ぶようにしよう。
収納力・機能性
収納力
A4フラットファイルやタブレットが入るかを確認しておきましょう。
最近はデジタルで学習することも増え、タブレットを持ち運びすることも。
そんな時も、タブレットが入るサイズのランドセルだと安心ですね。
見落としがちなのが、A4フラットファイルが入るかという点。
学校によってはA4フラットファイルを使用しないところもあるので使用しない場合は問題ないです。
もしA4フラットファイルを使用する学校の場合、別のカバンに入れて持ち運びすることになるので、特に低学年の頃は片手がふさがり心配ですよね。
学校での使用状況がわからない場合は、A4フラットファイル対応のランドセルを選択しておくと安心だよ。
マチはどれぐらい広がるか
週末や週明けにはたくさんの荷物を持っていくことがあります。
そんなとき、マチが広がればより多くの荷物をランドセルに収納することができます。
どれぐらいマチが広がるのか、各メーカーによっても異なるので確認しておこう。
持ち手
ランドセル上部に持ち手があるとちょっとかけたり、持ち運びできるのでとても便利です。
メーカーによっては有料オプションの場合もあるので、確認しておきましょう。
安全性
反射材
雨の日や暗い夜道で、ランドセルが光ると事故防止になります。
各メーカーで反射材が使用されている場所が異なるので確認しましょう。
反射材が使用されていない場合は、シールやランドセルカバーなどで代用もできるよ。
袋掛けフック
登下校中、袋掛けフックにかけた荷物が引っ張られて事故にならないよう、一定の負荷がかかると外れる仕組みになっていると安全面で安心です。
最近は多くのランドセルで採用されています。
学校によっては、安全のため、フックに荷物を下げての登下校を禁止している場合もあるよ。
防犯ブザーフック
危険なときに周囲に知らせて身を守る「防犯ブザー」。
サッと使えるように、肩ベルトについていると安心です。
利き手に合わせて使えるように、両方につけられるようになっていると安心だね。
デザイン
各メーカーで最も違いが出る部分です。
色々なメーカーを見比べて、子どもが気に入るデザインを見つけていきましょう。
最近はオーダーメイドで、本体やフチ、糸の色など選べるランドセルもあります。
自分だけのオリジナルランドセルは愛着も湧きやすいです。
オーダーメイドのものは数量が限られていたり、締め切りが早い場合が多いので、オーダーメイド希望の場合は早めにラン活をスタートするようにしよう。
保証の有無
子どもが6年間毎日通学で使用するランドセル。
時には思いもよらない使い方をしたり、乱暴に扱ってしまい6年生まで使えず壊れてしまうこともあります。
そんな時も、ランドセルに「6年間の保証」がついていると安心です。
メーカーによっては自分で壊してしまった場合にも対応してくれるところもあります。
また、修理の内容によっては、修理期間中にランドセルを貸し出ししてくれるメーカーもあります。
「ランドセル工業会」の会員企業で購入すると、保証途中で会社がなくなってしまった場合でも、工業会全体で修理をしてくれる仕組みになっています。
通常のカバンだとなかなかないような保証内容ですよね。
ランドセルを購入の際は、どの程度の保証がついているかも確認しておこう。
ランドセル工業会については公式サイトで確認してね!
\ ランドセル工業会公式HPはこちら! /
まとめ
今回は、後悔しないランドセル選び方のポイントを6つお伝えしました。
素材は値段との兼ね合いもあるので、予算に合わせたものを選ぶようにしましょう。
フィット感については、実際に背負ってみて合うかどうかを決めていきます。
収納力や安全性、デザインは各メーカーで違いがあるのでよく確認するようにしましょう。
6年間使用するものなので、保証がしっかりあるものだと安心ですね。
ランドセルを選ぶ際に参考になれば幸いです。